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Re: FS-60MK1のプラグ取り付け位置

 投稿者:佐藤 哲司  投稿日:2021年 1月11日(月)21時56分26秒
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  > No.2439[元記事へ]

ktoさんへのお返事です。

> 量産前のプロトタイプが、前傾の配置でしたので、量産初期のロットかと推測していました。

 本当の意味での「プロトタイプ」は、MAX H-60の改造型でしょうね。結構簡単に回ったそうです。
 試作品もNC加工機で製造しますので、100や200個、すぐ(でもないか)に製造できます。その分が初期ロットに回ったのかも知れません。で、その頃落ち着いたら「ん、危なくね?」になったって程度と思いますよ。

> カム室のバックプレートに、ドレンニップルが無いので、キャブから吹き返しているのでしょうか?キャブ周りが油まみれになります。

 クランクケース下部の内圧は燃焼室に上がる事は無いと思います。同時に排油も上がって、白煙を吹きますからね。ドレンを配置していない時は、その圧力で排油がフロントボールベアリングから排出され、ボールベアリングの潤滑を行う様に想定されていましたので。まあ、これは2ストロークサイクルエンジンの頃の技術ですが。
 そう言う意味でも、ダイキャストの後期型スロットルが良いですね。ロッカーアームをダイキャスト製に代えれば、直るそうですけど。そう言えば、「エンジンは、その構造上正立搭載で、ご使用ください」って言っておきながら、OSさんってば「低回転状況では生ガスが吸い上げられないので、スロットルから吹き返すことがあります」ともおっしゃっておられました。

> 「リヤプッシュロッド」形式は、高性能なのですか?

 「高性能」の基準が明確ではないので、何とも言えませんが、プッシュロッドがシリンダーの前方にあるだけで、エンジンはオーバーヒートしやすくなります。ましてや2回転で1回の掃気=冷却しかしないエンジンですしね。他にも様々あるみたい。

> 初期型は、耐久性が無いとか?弱いとか?聞いていたので、そのための中期、後期への変更かと思っていましたが、「コストダウンのため」なんですね。

 どこのどなたが、具体的にどのようになったのでしょうか。

 1970年代の中盤に、すでに世界を席巻していたENYAや、その後席巻するOSさんのエンジンが、そんなやわとは思えません。ちなみに私は、FS-60に対して「4ストロークサイクルとは言え、2ストロークサイクルエンジンみたいな馬力が出ないから、回転数を上げて使用した」で錆だらけにしたマニアを、目の前で見ています。同じラジコンクラブの友人は、メーカーの指示通りの用法で初期型FS-60を好調に使用し続けていたのを、やはり目の前で見ています。私がFS-60のファンになったのは、この「ラジコンクラブの友人」のおかげです。

 余談ですが、1971年に発売されたOSさんのMAX20を、私は発売とほぼ同時に購入しました。なけなしの小使いで購入したので、慣らし運転からものすごくていねいに使用したと記憶しています。しかしその甲斐も無く、同時に購入した友人は1年が経過しない内にエンジンの圧縮は抜け、パワーダウンしました。そして私の方も1年半は持ちませんでした。他の友人のMAX25は、好調のままです。1990年頃、この件について何人かのOS社員に伺った事がありますが、詳細は分かりませんでした。たしかに事実として、同型の20と25で明確な耐久性の違いはありました。このエンジンのPCはラップ仕様ですので、おそらくは使用した材質に問題があったと推察されます。リングエンジンであるFS-60には当てはまらないし、天下のOSさんが、そんなミスを繰り返すとも思えませんよね。

 と言う訳で、初期型のFS-60はスロットルとバルブの動き方に問題があって、吹け上がりやスローの安定性に影響が出ております。しかし、これらのほとんどは現代の良質な燃料と、高性能プロップ等によってある程度は解決しているようです。残るはアイドリング時の「パコポコペコパコ」と言う独特の吸気音を得た後、良好な吹け上がりを得る為に、その日(時)ごとの調整が必要なのでしょうね。で、最終型はとっても簡単な半面、アイドリングでは「パコポコペコパコ」言わないみたい。アクセルの吹けが良いので、ハイパワーに感じる人まで居ましたけど。
 
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